2006年 11月 12日
巣づくり。 |
最近、家人と「将来のこと」「老後のこと」ばかり話題にしている。
そのなかの大きな問題が「家」である。
結婚2年目あたりに「マンション買うぞ」と色々見てまわったが
「果たしてこれでいいのか」
「このコンクリート巨大マンションに一生住み続けていいのか」
と疑問をもち断念。
未だ、賃貸生活である。
「僕の家」
ふと、書棚を見るとこんな本が。
賃貸生活を続けているミュージシャン、大江千里著である。
持ち家がありながら数々の家を渡り歩いたお話である。
ファンに突き止められた東京での最初の家、
呪われた家、
ニューヨークでの家、
そして、庭園のある日本家屋。
「この日本家屋は平屋で
地面に限りなく近く自然に囲まれている感じがする。
自然と呼吸しながら、その営みに逆らわずに
そこから僅かな知恵を授かって暮らすことは
自分が一個の動物だというごくごくあたりまえのことに
気付かせてもらっているようである。」
「僕の家は音楽づくりをする上で仕事をする上で、
「便利さ第一だった時期」を過ぎ
「自然のくれる恵みによって生きていくアイデアを学んだ時期」を迎えた。
次はどこに行くのだろう。」
本のなかで、いくつかこの日本家屋の写真が掲載されているが
とてもセンスがよく、大切にそしてちゃんと向かい合って
暮らしていることが伝わってくる。
こういう家は、こういう人が住んでこそ
本来の姿を現すのだろう、と感じる。
さて、
友人が築40年の家を買ったらしい。
パートナーと一緒にペンキを塗る毎日だ、と笑っていた。
彼女もセンスがよい人なので、きっと素晴らしい家になるだろう。
我が家の巣づくりはどうなるのだろうか。
まだ、何も見えないけれど、少し楽しみでもある。
「僕の家」大江千里
角川書店
定価/1700円+税
*関西人・家人は千里ファンである。
我が家には彼のCDがほとんど揃っている。
彼の母校、関学に通おうと本気で考えたこともあったそうな。
ちなみに、彼が楽曲を提供していた渡辺美里は
私の高校の先輩でもあり、なんとなく親しみがある。
そのなかの大きな問題が「家」である。
結婚2年目あたりに「マンション買うぞ」と色々見てまわったが
「果たしてこれでいいのか」
「このコンクリート巨大マンションに一生住み続けていいのか」
と疑問をもち断念。
未だ、賃貸生活である。
「僕の家」
ふと、書棚を見るとこんな本が。
賃貸生活を続けているミュージシャン、大江千里著である。
持ち家がありながら数々の家を渡り歩いたお話である。
ファンに突き止められた東京での最初の家、
呪われた家、
ニューヨークでの家、
そして、庭園のある日本家屋。
「この日本家屋は平屋で
地面に限りなく近く自然に囲まれている感じがする。
自然と呼吸しながら、その営みに逆らわずに
そこから僅かな知恵を授かって暮らすことは
自分が一個の動物だというごくごくあたりまえのことに
気付かせてもらっているようである。」
「僕の家は音楽づくりをする上で仕事をする上で、
「便利さ第一だった時期」を過ぎ
「自然のくれる恵みによって生きていくアイデアを学んだ時期」を迎えた。
次はどこに行くのだろう。」
本のなかで、いくつかこの日本家屋の写真が掲載されているが
とてもセンスがよく、大切にそしてちゃんと向かい合って
暮らしていることが伝わってくる。
こういう家は、こういう人が住んでこそ
本来の姿を現すのだろう、と感じる。
さて、
友人が築40年の家を買ったらしい。
パートナーと一緒にペンキを塗る毎日だ、と笑っていた。
彼女もセンスがよい人なので、きっと素晴らしい家になるだろう。
我が家の巣づくりはどうなるのだろうか。
まだ、何も見えないけれど、少し楽しみでもある。
「僕の家」大江千里
角川書店
定価/1700円+税
*関西人・家人は千里ファンである。
我が家には彼のCDがほとんど揃っている。
彼の母校、関学に通おうと本気で考えたこともあったそうな。
ちなみに、彼が楽曲を提供していた渡辺美里は
私の高校の先輩でもあり、なんとなく親しみがある。
by kero-kerocco
| 2006-11-12 18:30
| 本、音楽、アート