2007年 10月 08日
枇杷ゼリー。 |
家人が長崎出張から帰ってきた。
行く前から「枇杷ゼリー、枇杷ゼリー」と唱えていた。*
確かに長崎では枇杷がとれる。
そして、枇杷ゼリーで有名な老舗和菓子やがある。
しかし、なぜ、そんなことを知っているのだろうか。
茂木一○香。
創業弘化元年、
いったいいつの時代なのかわからないくらい
老舗の和菓子やである。
ここの枇杷ゼリーについて、私は母から教えてもらった。
枇杷好きの母が、いただきもののゼリーを大切に食べていた記憶がある。
幼少の私にとって、枇杷はなんの魅力もなかったので
口にしたことがなかった。
その後、成長してから再会した。
デパートの地下にある「諸国銘菓コーナー」である。
和菓子のセレクトショップともいうべきこのコーナーを
私は愛してやまない。
というのも、おそらく、
父が転勤族であったため家族で日本各地を転々とし、
その土地の銘菓とやらを目にすることが多かったからである。
各地の菓子を見ると、ひとつひとつ懐かしく思うのだ。
しかし、長崎とは縁がなかったため、
あまりお目にかかることがなかった。
早速包みをはがし、ひとつ取り出してみる。
ぷにぷにしていて崩れそうだ。
大切に、そーっと口に運ぶ。
枇杷の甘みと独特の苦味がとろける。
美味しい。
母が聞いたら、きっと食べたいというだろう。
そんなことを思いながら、隣で頬張る家人を見る。
「枇杷ゼリーのこと、なんで知っていたの?」と聞くと、
「枇杷、好きだから」とこれまたシンプルな答え。
知らなかった。
枇杷、食べなかったもんなぁ。
身近な人の好物を知ると、なんとなく嬉しい。
それが、夫であっても両親であっても、友人であっても。
食べ物はお腹はもちろん、
心をも幸せにしてくれるのだ。
元祖 茂木ビワゼリー
購入店/茂木 一○香本家
*唱えていたのは、枇杷ゼリーだけではありません。
正しくは「枇杷ゼリー、カステラ、枇杷ゼリー、カステラ」です。
行く前から「枇杷ゼリー、枇杷ゼリー」と唱えていた。*
確かに長崎では枇杷がとれる。
そして、枇杷ゼリーで有名な老舗和菓子やがある。
しかし、なぜ、そんなことを知っているのだろうか。
茂木一○香。
創業弘化元年、
いったいいつの時代なのかわからないくらい
老舗の和菓子やである。
ここの枇杷ゼリーについて、私は母から教えてもらった。
枇杷好きの母が、いただきもののゼリーを大切に食べていた記憶がある。
幼少の私にとって、枇杷はなんの魅力もなかったので
口にしたことがなかった。
その後、成長してから再会した。
デパートの地下にある「諸国銘菓コーナー」である。
和菓子のセレクトショップともいうべきこのコーナーを
私は愛してやまない。
というのも、おそらく、
父が転勤族であったため家族で日本各地を転々とし、
その土地の銘菓とやらを目にすることが多かったからである。
各地の菓子を見ると、ひとつひとつ懐かしく思うのだ。
しかし、長崎とは縁がなかったため、
あまりお目にかかることがなかった。
早速包みをはがし、ひとつ取り出してみる。
ぷにぷにしていて崩れそうだ。
大切に、そーっと口に運ぶ。
枇杷の甘みと独特の苦味がとろける。
美味しい。
母が聞いたら、きっと食べたいというだろう。
そんなことを思いながら、隣で頬張る家人を見る。
「枇杷ゼリーのこと、なんで知っていたの?」と聞くと、
「枇杷、好きだから」とこれまたシンプルな答え。
知らなかった。
枇杷、食べなかったもんなぁ。
身近な人の好物を知ると、なんとなく嬉しい。
それが、夫であっても両親であっても、友人であっても。
食べ物はお腹はもちろん、
心をも幸せにしてくれるのだ。
元祖 茂木ビワゼリー
購入店/茂木 一○香本家
*唱えていたのは、枇杷ゼリーだけではありません。
正しくは「枇杷ゼリー、カステラ、枇杷ゼリー、カステラ」です。
by kero-kerocco
| 2007-10-08 18:37
| 美味しいもの