2008年 05月 07日
夜中のぐつぐつ。 |
夜中にジャムをひとりでぐつぐつ煮るのは、
自分だけの時間が過ごせる貴重なものだ。
そんなふうに書いていたのは、平松洋子氏だったか。
昨日、近所の八百屋さんで
3パック500円といういちごを見つけた。
もういちごの季節も終わり。
形もバラバラで食べるには少し物足りない。
そうだ、オーボンヴュータンの春のジャム!
「暮しの手帖33号」においしそうなジャム作りが載っていた。
早速家で砂糖漬けに。一晩置いて、火にかける。
つやつやと、そしてスプーンですくうと少しとろり。
キッチンがほんのり甘く、春いっぱいの香りか広がる。
昔、よしもとばななの「キッチン」という本を読んだ。
主人公はキッチンが大好きでそこで寝てしまうほど
キッチンを愛していた。
独身時代は「ふーん」という感じで読んでいたが、
今ではその気持ちがわかる。
私にとって、キッチンは小さな城である。
鍋で何かに煮ている時間。
料理をする楽しみのほかに、
貴重な時間を得ているのだ。
さて、完成したいちごのジャム。
煮沸した瓶にそろりと入れる。
トーストにつけていただこうかな、
チーズにかけて食べようかな。
キッチンという小さなお城でできた宝物は、
何日もまた私に幸せをくれる。
*春の香りに誘われて何かがやってきた。
チョコレート色のウサギ!
自分だけの時間が過ごせる貴重なものだ。
そんなふうに書いていたのは、平松洋子氏だったか。
昨日、近所の八百屋さんで
3パック500円といういちごを見つけた。
もういちごの季節も終わり。
形もバラバラで食べるには少し物足りない。
そうだ、オーボンヴュータンの春のジャム!
「暮しの手帖33号」においしそうなジャム作りが載っていた。
早速家で砂糖漬けに。一晩置いて、火にかける。
つやつやと、そしてスプーンですくうと少しとろり。
キッチンがほんのり甘く、春いっぱいの香りか広がる。
昔、よしもとばななの「キッチン」という本を読んだ。
主人公はキッチンが大好きでそこで寝てしまうほど
キッチンを愛していた。
独身時代は「ふーん」という感じで読んでいたが、
今ではその気持ちがわかる。
私にとって、キッチンは小さな城である。
鍋で何かに煮ている時間。
料理をする楽しみのほかに、
貴重な時間を得ているのだ。
さて、完成したいちごのジャム。
煮沸した瓶にそろりと入れる。
トーストにつけていただこうかな、
チーズにかけて食べようかな。
キッチンという小さなお城でできた宝物は、
何日もまた私に幸せをくれる。
*春の香りに誘われて何かがやってきた。
チョコレート色のウサギ!
by kero-kerocco
| 2008-05-07 23:51
| 美味しいもの