2007年 05月 12日
手に馴染むもの。 |
ある本を読んでいたら、いいなぁ、と思う場面があった。
海外のホテルのチェックインカウンターでの話。
使い込んだ(ただしきちんと手入れされた)かばんを持った
旅なれているであろう年配のご婦人がチェックインをするという場面。
その婦人はサインを求められたとき、
ポーチから愛用の銀のクロスをボールペンを取り出し
さらさらとサインをした、というシーンである。
ただ、これだけのことかとお思いだろうが、
私には、そのシーンがとてもエレガントに思えた。
社会人になって10年以上経つというのに、
きちんとした愛用のボールペンがない。
いつも使い捨てのものを使い、使っては捨て使っては捨て、と
してきた。
これではいかん、といつも思うのだけれど、
高価なものだとなくしはしないか、といらぬ心配をしてしまう。
しかし、もういい歳だし、
人前でサインをしたりモノを書くという行為も日々多い。
ここらで、ちゃんとしたものを持つべきであろう。
ふと、ドイツから帰国するときに記念にいただいた
ボールペンがあることを思い出す。
イニシャル入りである。
実は、ある不注意から蓋の部分が割れてしまった。
それきり、タンスにしまったままだった。
明日にでも修理に出してみよう。
きっと、愛用のボールペンを持てば
字を書くという行為が楽しく、そして
丁寧になるに違いないのだから。
モンブランのボールペン
価格/いただきもの
入手場所/ドイツ
海外のホテルのチェックインカウンターでの話。
使い込んだ(ただしきちんと手入れされた)かばんを持った
旅なれているであろう年配のご婦人がチェックインをするという場面。
その婦人はサインを求められたとき、
ポーチから愛用の銀のクロスをボールペンを取り出し
さらさらとサインをした、というシーンである。
ただ、これだけのことかとお思いだろうが、
私には、そのシーンがとてもエレガントに思えた。
社会人になって10年以上経つというのに、
きちんとした愛用のボールペンがない。
いつも使い捨てのものを使い、使っては捨て使っては捨て、と
してきた。
これではいかん、といつも思うのだけれど、
高価なものだとなくしはしないか、といらぬ心配をしてしまう。
しかし、もういい歳だし、
人前でサインをしたりモノを書くという行為も日々多い。
ここらで、ちゃんとしたものを持つべきであろう。
ふと、ドイツから帰国するときに記念にいただいた
ボールペンがあることを思い出す。
イニシャル入りである。
実は、ある不注意から蓋の部分が割れてしまった。
それきり、タンスにしまったままだった。
明日にでも修理に出してみよう。
きっと、愛用のボールペンを持てば
字を書くという行為が楽しく、そして
丁寧になるに違いないのだから。
モンブランのボールペン
価格/いただきもの
入手場所/ドイツ
by kero-kerocco
| 2007-05-12 00:15
| 旅に出よう